【宮崎の解体工事】手壊し工法とは?費用の見積もり除外項目・解体助成金を解説

【宮崎の解体工事】手壊し工法と費用をチェック

宮崎で解体工事を業者に依頼する際には、少しでも費用を抑えて依頼できれば、それに越したことはないでしょう。また、助成金の有無を調べておくことも大事です。特に手壊し工法は、重機を使わず人の手で作業を行う分、費用が高くなる傾向にあります。

こちらでは、手壊し工法の特徴について紹介した上で、そのメリットとデメリットや依頼の際に知っておきたい、見積もり除外項目の特徴や助成金について紹介していきます。

解体工事で手壊し工法は依頼できる?

宮崎で家や店舗などの解体工事を、手壊し工法で依頼できるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。解体工事といえば、重機を使って建物を一気に取り壊していくイメージをお持ちの方も少なくありません。しかし、手壊しでは重機を使わず手作業で解体を行います。

まずは、解体工事における手壊し工法の特徴を整理した上で、メリットとデメリットを見ていきましょう。

解体工事をどのような業者に依頼すべきなのか判断する際、手壊し工法のメリット・デメリットについて知っておくと役立つでしょう。

手壊し工法とは?

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まずは手壊し工法の特徴と概要を整理していきましょう。

手壊し工法とはどんな工法か

家屋や店舗などの建物の解体工事をする際には、様々な工法が用いられます。そのうちの一つに「手壊し工法」と呼ぶものがあります。

読んで字のごとく、人の手を使って建築物を解体する工法です。基本的に重機を使用することはなく、手作業で解体を行います。

手壊しの場合は手作業になる分、比較的静かな工事になることが特徴です。基本的に重機を使用しないため、重機の動作音や振動などが発生することもありません。また廃棄物を分別しやすいことから、環境への負担が少ないという特徴もあります。

従来の解体工事では、重機のみで建物を一気に解体する「ミンチ解体」が行われていました。しかしアスベストが含まれる危険性があることから、現在は建設リサイクル法により禁止されています。

そのため、ある程度手壊し工法で廃棄物を分別しながら、解体工事を進める必要があるのです。

他にも工法は様々ある

解体工事における工法は様々あります。宮崎で解体工事を建設会社に依頼する場合は、手壊し工法以外にもぜひ目を向けておきましょう。

まず、日本における家屋の解体工事で一般的に用いられる工法は「重機併用工法」です。これは手壊し+重機といった特徴を持つ工法で、特に、家同士が隣接した地域でよく使用される傾向にあります。

重機で工事を進めれば作業は早く済むのですが、家同士が密集している場合、重機を使用したい箇所まで進入させられない可能性もあるのです。この場合、手壊し工法である程度作業を行い、重機を設置する場所を確保した上で、残りを重機で解体していくといった流れになります。

また、そもそもコンクリート造の建物は構造上、手壊し工法のみで解体するのは困難です。コンクリート造の建物を解体する際は、油圧ブレーカーによる「圧砕機工法」で行います。

手壊し解体のメリット・デメリット

Advantages and disadvantages

手壊し工法には、具体的に以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット:騒音や振動が大きな問題になりにくい

手壊し工法には、騒音や振動が大きな問題になりにくいという特徴があります。重機を使用しないため、騒音を抑えることができるからです。これは手壊し工法の最大のメリットといえるでしょう。

解体工事中に騒音や振動が問題となり、近隣住民とトラブルになってしまうケースは珍しくありません。特に住宅地では、騒音や振動に対して徹底的に配慮した上で作業を進める必要があります。

手壊し工法では人の手を使って作業を進めるため、それが騒音対策となり、クレームの心配も極力することなく、工事を済ませることが可能となります。

メリット:慎重に作業を進められる

手壊し工法には、繊細な作業を行いやすいというメリットもあります。重機は大きいアームがある分、解体工事の進捗は早いのですが、細かく慎重に作業を行いたい場合は、それが仇となり、不向きとなることがあります。

例えば、家屋が近接している外壁面といった、近隣に危険が及ぶ可能性があるポイントでは、手壊しのほうがより安全に配慮した上で、慎重に作業を進めることが可能です。

デメリット:費用が高くなりやすい

危険性を最小限にして作業を進められる点は、手壊し工法のメリットであると考えられますが、その分、費用が高くなるという点はデメリットの一つとなります。

宮崎で解体工事を依頼する際、費用を安く抑えたいと考えている方もいらっしゃると思います。しかし、重機が使用できない立地の場合は手壊し工法を用いることになり、費用は割高になる可能性があります。

なぜ工事料金が高くなるのかは、人件費や廃棄物処理の問題が関わってきます。具体的な工事料金は業者の見積もりにもよりますが、重機併用工法と比べると、1.5倍~3倍ほどの値段になることも少なくありません。

人力で解体工事を行うということは、手間や人員、工事期間も大幅に必要となるため、それに見合った金額になります。

デメリット:竣工までに時間がかかる

もう一点のデメリットにも注目しておきましょう。やはり問題となるのは、工事完了までにかなりの時間を要してしまうという点です。

手壊し工法は、一つひとつ手作業で解体工事を行っていくため、重機による工事と比較して圧倒的に時間がかかります。重機を用いるケースと比較すると、2倍程度工期を要することも考えられるでしょう。

また、長く作業を行うことで、いつも粉塵が舞っているといったクレームの対象になることも考えられます。作業内容や近隣の家との距離によっては、このような苦情が来る可能性があるということは覚えておきましょう。

宮崎で解体工事のご依頼をお考えの方は、地域密着の永山建設にお任せください。自社処分用の最終処分焼却場を持ち、地元知り合い業者さんの協力により、処分費や人件費を抑えた工事を行っております。

無断で追加工事を行い、追加料金を請求することは一切ございません。常にお客様目線に立って、お客様のご要望を可能な限り実現いたします。

解体工事に関する様々な疑問にお答えしますので、ぜひ一度ご相談ください。

解体工事の費用を抑えるポイント

ここからは、宮崎で解体工事を依頼する際にチェックしておきたい工事費の知識を見ていきましょう。解体工事の費用は、数十万円~百万円台を超えるケースも少なくありません。

もちろん、工費費はできるだけ抑えたいものです。そこで助成金について目を向けておくことも重要です。

まずは、解体工事の見積もりにおける「見積もり除外項目」について解説した上で、利用できる助成金を紹介していきます。

「見積もり除外項目」とは?

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家や店舗、事務所などの解体工事を、宮崎の業者に相談して依頼する場合、まず見積もりでどのくらいの費用がかかるのか教えてもらえます。

しかし、アスベストが含有していた、特殊な重機が必要になったなどの理由で追加料金がかかり、見積もりの金額よりも実際の金額が高くなることも考えられます。

家の解体工事においては「見積もり除外項目」というものがあります。この項目に該当する作業が必要になれば、結果として追加の料金が発生する可能性があります。

このような除外される項目の例としては、主に以下のようなものがあります。

地中障害物

作業を進めるにあたって、地中に何らかの障害物が埋まっていた場合には、別途費用が発生する可能性があります。これは、事前の現地調査では調べきれないため、見積もり除外項目に該当します。

室内残置物

家や店舗を解体する際、現地調査では確認できなかった室内残置物があった場合にも、追加料金がかかる場合があります。

現地調査の際に家の中をしっかりと確認できない状態で、そのまま解体工事に着手した場合、いざ家具や家電が出てきた際に、処分費が必要となる可能性があります。

地中障害物の確認は、限界があるため想定が難しいですが、室内残置物があるかどうかは、前もってチェックしておきましょう。そうすることで、見積もりと実際にかかった工事費に差異が生まれることを、極力避けることができます。

解体助成金を調べよう

Find out

家や店舗などの建物を解体する際には、工事でかかる費用が補助金や助成金などで、ある程度賄える場合があります。そもそも老朽化によって倒壊の危険性のある古い建物は、地域としてもそのままの状態で放置されることは避けたいと考えます。

また、空き家の状態が長く続いていると、何らかの犯罪の温床にもなる可能性があります。

つまり古い建物を放置することは、持ち主にとっても地域にとってもデメリットが大きいということです。だからこそ自治体は、家を解体する際に助成金や補助金を出しているのでしょう。

助成金についてどのようなものがあるのかは、自治体に問い合わせたり、ホームページを確認したりして、事前にチェックしておいたほうがいいです。

例えば宮崎市の場合、破損している空き家の除却推進補助事業として、費用の補助を行ってくれます。補助金を受け取るためには、まず事前に相談が必要となります。

家の写真や位置図などの必要書類を準備した上で、前もって申請を行います。その後、市の担当者が現地調査を行い、審査に通れば補助金を受け取ることが可能となります。金額の上限は50万円までです。

このように、宮崎市を含む多くの自治体では、家屋の解体工事の際、助成金や補助金を出してくれることがあります。

もちろん、自治体ごとに補助金の給付条件が異なります。業者に依頼する場合には、補助金や助成金に関して確認するようにしましょう。

宮崎で解体工事のご依頼なら施工実績豊富な永山建設へ!

解体工事を宮崎の業者に依頼する際には、工法の種類や各工法のメリットとデメリットを知ること、そして、費用相場や補助金の有無をチェックすることが大事です。

手壊し工法で家の解体をする場合は、費用も割高になりやすいため、自治体の補助金制度の有無を確認するようにしましょう。

宮崎の解体工事会社・永山建設では、解体工事のご依頼を積極的に承っております。工法や費用についても柔軟にご相談いただけますので、宮崎で解体業者をお探しの際には、ぜひお気軽にお問い合わせください。

宮崎で解体工事の依頼なら永山建設

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