宮崎県の解体工事は株式会社 永山建設へ

そもそも「産廃」とは何か

産廃に当てはまるものは、新築工事や解体工事などによって不要になった廃材が基本的にすべて含まれます。

• 木材
• がれき（コンクリート破片など）
• ガラス破片、くず、陶磁器くず
• 灰かす、石灰ガラ
• 木くず、繊維くず、紙くず
• 廃硫酸、廃塩酸など

これらのものは産業廃棄物として正しい方法で処理することが求められます。当然ながら不法投棄はせず、適した処理方法で廃棄物処理を行ってくれる業者に解体を頼むことが、内部解体業者を選ぶ際に重要な点になるのはいうまでもないでしょう。

産業廃棄物における問題・課題

経済発展により建築物も多くなっている現代において、産業廃棄物に関する問題は多岐にわたり、かつ深刻です。

よく取り上げられるのが、リサイクル業者や建設業者などによる廃材の不法投棄です。本来であれば、適切な方法で処分・リサイクルを行わなければならないのにもかかわらず、一部の悪質な業者は適切な産廃処理を怠り、結果として不法投棄をしてしまうのです。

不法投棄の数は毎年1,000件以上にも及ぶといわれており、重大な社会問題の一つといえます。社会問題化した原因は、業者の怠慢や処分費用の削減など様々な要因が関係しているといわれますが、そもそも産廃の最終処分場の数が、産廃の量に対して足りないという問題もあります。

廃棄物が不法に投棄されれば、環境を壊す大きな要因となります。もちろん、環境汚染だけでなく人間への健康被害に関わる悪影響の一つです。

宮崎で内部解体を業者に依頼する際には、このような産業廃棄物をとりまく問題・課題を理解した上で、環境に配慮して作業を行ってくれる業者を探すことが重要となります。

そもそもアスベストとは

まずおさらいしておきたいのは、アスベストとはどのようなもので、具体的にどのような被害をもたらすのかという点です。石綿（いしわた）とも呼ばれるアスベストは、建物の材料によく使われてきた天然の鉱石のことをいいます。

熱に強いという特性を持つことから、数十年前までは火事に強い建物を作るために重要な役割を果たしていたのです。

しかし、アスベストには発がん性があることが確認され、現在は法律によって建物の材料に使ってはいけないことになっています。アスベストを吸い込むと20年～30年後を目安に、がんになる可能性があると指摘されたのです。

このため、アスベストの使用が禁止された以降に建設された建物であれば問題はありませんが、一昔前に建設された建物には、アスベストが使用されている可能性があります。

古い建物の内部解体をする場合は、作業中にアスベストが飛散するリスクがあるため、正しい方法で工事を進める必要があるのです。

アスベスト対策を適切に実施できる業者選びを

アスベストを使用している可能性がある建物の内部解体工事を頼む場合は、アスベスト調査・対策を、適切な方法で実施してくれる業者を選ぶ必要があります。

工事によるアスベスト飛散は工事業者だけでなく、近隣の方々にも悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、事前調査を実施した上で、近隣への告知、飛散防止剤を使用するなど、正しい順序で作業を進めるようになっています。

宮崎で解体業者を見つける際は、アスベスト対策をしっかりと実施してもらえる業者を選ぶことが大切です。

内部解体を依頼する際、チェックしておきたい相場の目安

マンションやアパート、店舗、オフィスなど、内部解体するものによって、一坪あたりの相場は様々です。費用相場は、建物の種類や土地面積によっておおよその金額を割り出すことができます。

• アパート・マンション：15,000円～40,000円
• 店舗：13,000円～43,000円
• オフィス：13,000円～37,000円

※一坪あたりの費用

以上の費用がおおよその目安となります。ただ、繰り返しになりますが、上記の費用はあくまで目安のものです。具体的な料金については、業者と現地調査や打ち合わせを重ね、見積もりを出してもらう必要があります。

また、先ほどの費用はあくまで内部解体の作業費であることから、その他特別な作業が生じた場合は、その分金額が加算される場合もあります。

代表的なものの一つに、先ほど紹介したアスベスト除去作業があります。古い建物には、アスベストが使用されている可能性が考えられるため、その場合は、調査や除去の費用がさらにかかるといえるでしょう。

相見積もりを取って比較するのがおすすめ

内部解体を宮崎の業者に依頼する際は、宮崎周辺の地域で内部解体作業に対応している複数の会社に見積もりを取るようにしましょう。というのも、作業費用は会社によって違いがあるためです。

安全に配慮して作業を行ってくれる業者かどうか厳選する上でも、複数の業者を比較することは重要です。あらかじめ「他の業者と比較して検討する」ということを伝えた上で、見積もりを提示してもらいましょう。

どんなクレームが来るのか

まずは、内部解体を含む解体工事中によくあるクレーム・トラブルのケースを見ていきましょう。クレームとして多いのは、粉塵、騒音、振動のクレームです。

解体工事の際には粉塵が舞ってしまうため、「洗濯物が干せない」「粉塵を吸い込んで咳が出るようになった」「破片が飛んできて車が傷ついた」などのクレームが来ることは珍しくありません。

事前に対策を取っておかないと、最終的には警察沙汰・裁判沙汰になる可能性もゼロではないため、配慮を徹底する必要があるといえます。

その他には騒音、振動のクレームも多いです。周りには仕事中の方や勉強中の方、就寝中の方などがいます。騒音・振動はその方たちの大きな妨げになるため、配慮の感じられない工事はクレームの原因になりえます。

事前に挨拶と説明を徹底しておく

まず基本的なマナーとして、内部解体工事を実施する際には、事前に挨拶と説明を徹底しておく必要があります。前もって挨拶回りに行っておけば、「こんな工事があるなんて聞いていない」というクレームは防げます。

また、どのような苦情や問題においても、事前に気持ちのいい挨拶と説明が行われているのかどうかで、近隣住民の受け取り方も変わってきます。事前にしっかり説明を聞いていれば、周りの人も「工事があるから粉塵対策でマスクをしておこう」「子供を外で遊ばせるのはやめよう」と対策ができます。

クレームの度合いも大きくならない可能性があるため、挨拶・事前説明は重要といえます。

ちなみに大抵の場合は、内部解体を頼んだ業者が率先して挨拶回りを実施してくれます。ただ、少しでも近隣からの心証をよくして、クレーム対策を万全にしておきたい場合は、挨拶回りに同行した方が望ましいといえるでしょう。余裕があれば、ちょっとした菓子折りを持っていくのもおすすめです。